台湾警察、「行政院」の占拠は排除
2014年3月24日、台湾・警察が、行政院を占拠している学生を強制排除した。
台湾では「台湾・中国サービス貿易協定」の批准に反対し、18日から学生たちが立法院(日本の国会にあたる)を占拠。
その後、行政院も占拠した。
(なお、24日午前の時点で、立法院の強制排除は行われていない)
(この占拠には、約1万人の学生が参加している見られる)
【台湾(たいわん)】
日本(沖縄・先島諸島)の西にある島国。
(日本では「国」では無く「地域」として扱っている)
面積は九州とほぼ同じ広さ、人口は約2300万人。
2008年、国民党の馬英九が、第12代総統(台湾のトップ)に就任すると、中国との関係強化を推進。
2010年、中国と「経済協力枠組み協定」を締結。
2013年6月、台湾・中国サービス貿易協定(サービス業の分野を、両国の間で開放する協定)を調印。
(協定発効には、国会の批准が必要)
2014年3月18日、サービス貿易協定の批准に反対する学生たちが、国会(立法院)を占拠。
(発効すれば、台湾サービス業に甚大な影響が出るとみられることや、中国の「台湾取り込み」に対する警戒感から、反発が強くなった)
その後、行政院も占拠。
2014年3月24日、台湾警察が、行政院を占拠している学生を強制排除。
(参考…外務省発表「台湾一般情報」)
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