東京・桜開花予想3月24日
2015年の東京ソメイヨシノ開花予想は、平年より2日早い「3月24日」。
(平年のソメイヨシノ開花は、3月26日)
満開日予想は、3月31日。
(東京の平年の満開日は4月3日)
(一般的には、満開は開花の約一週間後)
2015年の桜の休眠打破は、ほぼ平年並になると推測。
(昨年秋と今年1月が高かったが、昨年12月が低かったため、プラスマイナスゼロと計算した)
また、気象庁の3ヵ月予報では、2月、3月の気温は、平年並か平年より高い予想。
このことから、2、3月の気温を平年より0.5℃高いと推測した。
【桜開花予想計算式ー東京】
・東京の場合、開花に必要な積算温度は、およそ369℃(平均気温)。
(休眠打破してから。一般的には立春から)
・東京の昨年秋(9月~11月)の気温は、平年より高く、逆に、昨年12月の平均気温は6.7℃(平年の気温は7.6℃)で平年より0.9℃低くかった。
一方、今年1月(19日まで)の平均気温は5.9℃で、平年より0.7℃高い状況。
以上から、桜の休眠打破はほぼ平年並になると推測。
(昨年秋と今年1月が高かったが、昨年12月が低かったため、プラスマイナスゼロと計算した)
(計算上。休眠打破は2月4日あたり)
<立春以降必要な積算温度>
369.0℃…①
・東京の2月の平年気温は、5.7℃。
2015年の2月は、気象庁の3ヵ月予報より、平年気温より0.5℃高い(6.2℃)と推測。
立春以降の2月の積算温度予測は、
25日×6.2℃=155.0℃…②
<3月以降に必要な積算温度(①ー②)>
369.0℃ー155.0℃=214.0℃…③
・東京の3月の気温は平年より0.5℃高いと推測。
8.7℃(平年の3月気温)+0.5℃=9.2℃…④
<3月1日以降、開花に必要な日数(③÷④)>
214.0℃÷9.2℃=23.2
計算上の東京の桜開花日は、3月24日。
*これは、あくまで計算上の予想日で、今後の天候などに左右されます。
*満開は、開花の約1週間後。
(満開まで2週間以上掛かる年もあれば、1日で満開になる年も。天候に左右されます)
【開花まで生理と開花予想】
<桜の開花>
1、桜の「花芽」は、前の年の夏に出来ます。
(花芽は「かが」と読みますが、農学部系や栽培系では「はなめ」と言っています)
(はなめと言ったほうが、わかりやすいという理由のようです)
2、秋になると、花芽は、短日・低温を受け、『休眠』に入ります。
(休眠…活動を止め、成長を停止すること)
3、花芽は、一定期間、低温にさらされると、この『休眠』から目覚めます。
(これを「休眠打破」という。1月から2月頃)
4、花芽は休眠から覚めたあと、気温が高くなると成長を始め、そして、開花します。
<桜の開花予想>
桜の花芽が休眠打破した日を割り出し、それ以降の気温を予測し、開花日を予想。
(開花まで、どれくらい掛かるかは、休眠打破したあと、積算温度や積算時間で計算します)
(積算温度…一日の平均気温の和)
(積算時間…一定温度以上の時間の和。ex、8℃以上の時間が計400時間など)
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