バチカン・イタリアへの渡航、注意を
2015年11月20日、外務省が、特別聖年(ジュビレオ)について、海外安全情報(スポット情報)を発表。
2015年12月8日から2016年11月20日まで、カトリック教会の特別聖年(ジュビレオ)が開催されます。
この期間中、バチカン市国及びローマ市各所において、多くの宗教行事が開催され、巡礼者や観光客の大幅な増加が見込まれています。
イタリア国内においては、テロの具体的な脅威はないと報じられていますが、13日にパリで発生した同時多発テロ事件を受けて、警戒レベルが引き上げられています。
また、特別聖年の期間中は、ローマ市を中心に警備体制が強化されることとなっています。
バチカン・イタリアに渡航を予定されている方は、安全確保に努めてください。
<聖年>
この年(期間)に、ローマを巡礼すると特別な赦しが与えられるとされています。
25年ごと開催される他に、特別に設けられます(特別聖年)。
今年4月、教皇フランシスコが、「いつくしみの特別聖年」の開催(2015年12月8日~2016年11月20日)を発表しました。
この期間中には、救済のための特別な扉「聖なる扉」が開きます。
聖なる扉は、ローマの4大聖堂である、サン・ピエトロ、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ、サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ、サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂にあります。
|
|
|
|