イエメンでの軍事行動に外務報道官談話
2015年3月31日、外務省が、サウジアラビアによるイエメンでの軍事行動について、外務報道官談話を発表。
3月25日、シーア派の反政府勢力「ホーシー派」が、イエメン南部のアデン市内に侵攻。
これを受け、イエメンのハーディ大統領が、サウジアラビアに軍事協力を要請。
3月26日から、サウジアラビア軍がイエメン各地のホーシー派軍事施設に空爆を行なっている。
この事態を受けての談話。
軍事行動に理解を示すとともに、国連主導による政権移行プロセスが再開されることを要望したもの。
【イエメンについて(外務報道官談話)】
(外務省発表をまとめたものです)
・日本は、サウジアラビアなどの湾岸各国が、国連とともにイエメンの全ての政治勢力が参加する包括的な政権移行に向け、努力してきたことを一貫して支持してきました。
・今回のサウジアラビアによる軍事行動は、イエメン政府がホーシー派武装勢力の活動を取り締まることができない状況の中、これ以上の暴力を食い止めなければならないという事情があったと理解しています。
・日本は、国連主導による政権移行プロセスが再開されるよう、国際社会と連携して取り組んでいきます。
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