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マレーシアと協力関係を強化

2015年5月25日、安倍総理が、官邸で公式実務訪問賓客として訪日中のナジブ・ラザク・マレーシア首相と首脳会談を行なった。

外務省によると、会談は、二国間関係の強化や国際社会の課題について話し合い、多くの課題で一致し、理解を深めた。

【日本・マレーシア首脳会談(概要)】
(外務省発表をまとめたものです)
<二国間関係について>
・両国関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げし、地域や国際社会の幅広い課題について、協力を強化していくことで一致した。
・安倍総理が、日本の「積極的平和主義」について説明。これに対し、ナジブ首相が歓迎を表明。
・防衛装備協力推進のため、協定の交渉を開始することで一致した。
・安倍総理が、「質の高いインフラパートナーシップ」を説明。ナジブ首相が高い評価を表明した。

<国際社会の課題について>
・TPPの早期妥結に向け,引き続き協力していくことを確認した。
・安倍総理が、南シナ海問題について強い懸念を表明するとともに、「法の支配」に基づく対応が重要であり、ASEAN一体の対応に支持を表明。これを受け、ナジブ首相が、4月のASEAN首脳会議での議長声明について説明を行なった。
・テロ・過激主義対策の重要性で一致。
・ナジブ首相が、日本の安保理常任理事国入りに支持を表明。
・国連改革の重要性と、これに向けた協力を確認した。

ニュースINDEX.2015年5月⑥
★政治・国際
『マレーシア』
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