マケドニア、デモに注意を
2015年7月13日、外務省が、マケドニアの反政府デモに伴う、渡航情報・スポット情報を発表。
マケドニアでは、汚職や政府による盗聴問題などを理由に、政府与党と野党との対立が続いています。
本年5月から、首都スコピエ市では政府庁舎前に野党勢力の支持者がテントを設置し、座り込みによる抗議活動を。
5月5日には、警官隊とデモ参加者が衝突し、30名以上の警察官が負傷すると共に、デモ参加者も多数逮捕されました。
一方、与党支持者も、議会に隣接する公園にテントを設置しており、野党勢力支持者と対峙を続けています。
両者の間で、衝突が発生する可能性が常に存在しており、これらのデモが突然、過激化する可能性も排除されません。
マケドニアでは、アルバニア系武装勢力が引き続き活動しており、マケドニア系住民とアルバニア系住民の間で衝突が発生する可能性も排除できません。
マケドニアへの滞在・渡航を予定されている方は、不測の事態に巻き込まれることのないよう、安全確保に十分注意を払ってください。
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