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桜開花予想2019、金沢は4月2日

2019年の金沢・桜(ソメイヨシノ)開花予想は、平年より2日早い、4月2日。
      
2019年の金沢の桜は、エルニーニョ現象の影響(暖冬)により、花芽の休眠打破が9日遅くなる計算です。
   
その後、暖冬の影響で、休眠打破後の花芽の生長は早くなる見込みです。
金沢の桜開花予想は、平年より2日早い、4月2日です。
        
なお、ソメイヨシノの満開は、4月7日頃から4月11日頃の予想です。
       
*第1回目の開花予想、11月20日現在。
*気象庁は、2018年秋に発生したエルニーニョ現象が、2019年春まで続く可能性が高い(70%の確率)と判断しています。

【計算式・2019年の金沢】
<計算の前提条件>
・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃(平均気温)…①。
・休眠打破に必要な低温(8℃以下)時間は、1000時間。
       
・積算温度計算の平年の基準日(平年の休眠打破日)を2月1日とする。
      
・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。
逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。
       
・気象庁は、エルニーニョ現象が来年春まで続く可能性が高いと判断したため、来年4月までの気温は平年より1.0℃高いと予測。

・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち24時間(平年値)ですが、今季は暖冬(1.0℃高い予想)のため、22時間と予測…②
     
<2018年の休眠打破>
・2018年11月の気温は、平年より0.5℃高い予測のため、これにより休眠打破の遅れは、
30日×1.0℃×2時間=60時間…③
     
・2018年12月の気温は平年より1.0℃高い予測のため、これにより休眠打破の遅れは、
31日×1.0℃×2時間=62時間…④
     
・2019年1月の気温は平年より1.0℃高い予測のため、これにより休眠打破の遅れは、
31日×1.0℃×2時間=62時間…④
       
・休眠打破が遅くなる時間は(③+④+⑤)、
60時間+62時間+62時間=184時間…⑥
     
・休眠打破が遅くなる日数(⑥÷②)
184時間÷22時間=8.4日
       
■2018年の休眠打破は、平年より9日遅くなり、2月10日。
(計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める)
     
<2月の積算温度>
・2月の気温を平年より1℃高い(4.9℃)と予測。
2月の積算温度は、4.9℃×19日(2月10日~28日)=93.1℃…⑦

<3月の積算温度>
・3月の気温を平年より1℃高い7.9℃と予測。
3月の積算温度は、7.9℃×31日=244.9℃…⑧

<4月に必要な積算温度>
・開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月(⑦)、3月(⑧)の積算温度を引いたもの。
360℃ー93.1℃ー244.9℃=22℃…⑨
        
<4月の開花に必要な日数>
・必要な積算温度(⑨)を、4月上旬の気温(平年より1℃高い11.6℃)で割ったもの。
22℃÷11.6℃=1.9

■計算上の金沢の桜開花日は、平年より2日早い、4月2日。

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます
*満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります
*満開の期間は約5日
ニュースINDEX.2018年11月中旬
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