円高進む、1ドル108円台
2018年5月7日、連休明けの東京外国為替市場は、1ドル108.94円(中心相場)での取り引きとなりました。
連休前と比べ、約0.9円、円高での取り引き。
円高は、中東情勢の緊迫化を受けて、リスクオフの流れになった影響と見られています。
*為替レートは日本銀行発表
<2018年の為替相場>
2018年は1ドル112.70円(1月4日の中心相場)で始まり、その後、円高の流れとなり、2月16日には1ドル105円台まで円高が進みました。
3月1日、アメリカのトランプ大統領が、鉄鋼とアルミニウムに関税を課す方針し、それ以降、保護貿易が強化されるとの懸念から、為替相場が乱高下する事態となりました。
3月23日には、1ドル104円台まで円高が進みました。
3月末から貿易戦争は回避されたとの見方が強くなり、円安の流れに変わり、4月25日は1ドル109円台での取り引きとなりました。
5月に入ると、中東情勢(イラン情勢)の緊迫化から、円高の流れに変わりました。
|
|
|
|
|
|
|
|
日銀・大阪支店 |
|
|
|
|