節分の豆まき、各地で行われる
2月3日は節分(せつぶん)。
各地の神社、寺院で節分の豆まきが行われました。
大阪の成田山不動尊(寝屋川市)では、NHK朝の連続ドラマの主要キャストなどが豆まきを行ないました。
千葉・成田山新勝寺(成田市)ではNHK大河出演者や力士が、京都・八坂神社では舞妓さんが豆撒きを行ないました。
3日は天気が下り坂で、西日本では午後から雨予報となっていましたが、大阪、京都では心配された雨も降らず、無事に豆まきが行われました。
なお、今年は日曜日ということもあり、各地とも例年以上の人出となりました。
【節分】
立春の前日(毎年2月3日頃)。
古代から季節の変わり目に、邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための悪霊ばらい行事が執り行われてきました。
宮中行事のひとつです。
平安時代に入ると、炒った豆で鬼を追い払う行事(豆撒き)となりました。
平安時代、鞍馬山の鬼が出て来て都を荒らすのを、炒り豆(大豆)で鬼の目を打ちつぶし、災厄を逃れたという故事に因みます。
さらに、豆を撒いて、年齢の数だけ豆を食べる厄除けに変わりました。
掛け声は、通常「鬼は外、福は内」です。
また、大阪では、節分の夜にその年の恵方に向かって、太巻きを丸かじりする習わしがあります。
恵方巻と呼ばれ、江戸時代、大阪商人が商売繁盛と厄払いのため始めたと言われています。
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