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スーダン混乱、渡航は中止を

2019年6月4日、外務省が、スーダンの情勢について、スポット情報を発表。

スーダンは、現在、軍主導の暫定軍事評議会(TMC)が、国政を掌握しています。
これに対し、市民は民主化を求め、抗議活動を続けています。
     
3日早朝、スーダン治安部隊は、首都・ハルツームの軍総司令部周辺で座り込みを行っている市民を、武器を使用し、強制排除しました。
     
海外メディアによると、市民の死者は30名以上、負傷者も多数発生しています。
治安部隊の武器を使用した強制排除を受け、スーダン職業連盟(SPA)は、市民に暫定軍事評議会への不服従を呼びかけています。
   
このため、現在、空港機能が低下し、多数の航空便が欠航しています。
今後、TMCと市民側との衝突が激しくなる可能性があり、混乱が継続することも予想されます。

この状況を受け、外務省は、スーダンへ渡航を予定されている方に対し、渡航を止めるよう呼び掛けました。
すでに滞在中の方に対しては、安全の確保に留意し、外出を見合わせるよう呼びかけました。
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