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酒田大火の日

10月29日。酒田大火は1976年の同日に山形県酒田市中心部の商店街で発生し、22.5haが焼失した記録的な大火です。
   
1976年10月29日の17時40分頃、酒田市中心部にある映画館から出火。西(日本海側)からの強風にあおられ、一気に燃え広がりました。
 
懸命の消火活動が行われましたが、火の勢いは衰えず、鎮火は半日経った翌日朝5時。死者1名、負傷者1003名、焼失面積22.5ha、建物1774棟が焼失する甚大な被害となりました。
 
大火原因として、日本海側から風速20m/s以上の強風が吹いていたこと、建物の密集地であったこと、木造家屋が多かったことが挙げられています。
 
なお、この酒田大火を期に防火対策が見直され、震災火災を除くと以後、大火は発生していませんでしたが、2016年12月22日に新潟県糸魚川市で大火(糸魚川市大規模火災)が発生しました。
    
糸魚川市の大火では「おろし」と呼ばれる山から吹き降ろしてくる強風(風速20m/s以上)が、大火の大きな要因となりました。
     
*参考…酒田市・酒田大火について。内閣府・酒田大火。
 
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