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G7外相会談、侵略の制裁を確認

2022年2月19日、ドイツでG7外相会談が行われ、 ウクライナ情勢について話し合われました。
   
外務省によると、日本からは林外務大臣が出席し、会談の結果、ロシアに対し緊張緩和に取り組むよう求めることで一致しました。
   
また、G7として、平和的・ 外交的な解決を追求するとの決意を改めて表明し、ロシアに対して、アメリカ、NATOなどの対話の呼びかけに応じるよう求めることで一致しました。
   
さらに、仮にウクライナに対する侵略があれば、ロシアへの制裁を確認するとともに、ウクライナへの経済面・金融面での支援も再確認しました。
   

    
▮ ウクライナ情勢
   
ウクライナは、東にロシア、西にハンガリー、ポーランド、ルーマニア、北にベラルーシ、南は黒海に面する東ヨーロッパの国。人口は4千万人強で、主な民族はウクライナ人(78%)とロシア人(17%)です。
   
1991年、ソ連邦崩壊により独立し、民主主義国家となるも、民族対立(ウクライナ人とロシア人)が続いています。また、ウクライナにいるロシア人をロシアが支援し、ウクライナとロシアの対立ともなっています。
   
現在、ウクライナ国境周辺地域でのロシア軍の増強により、緊張状態が高まっています(ロシアがウクライナに侵攻する可能性が高くなっています)。
    
民主主義国家となったウクライナは、西側(EU)の一員になることを望んでいますが、ウクライナからロシアの首都・モスクワまでの距離は約500kmです。ウクライナが西側の一員になると、ロシアは俗に「首にナイフを突きつけられた形」となります。それを阻止するための侵攻とみられています
ニュースINDEX.2022年2月下旬
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