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十三夜、名月が夜空に輝く

10月27日の夜は「十三夜」。十三夜は旧暦の9月13日の夜を指し、十五夜(中秋の名月)同様、この日にお月見を行なう風習があります。
       
27日、通常どおり各地で観月祭が行われました。また、スーパーや百貨店では栗名月に因み、お月見用のクリの和菓子などが販売されました。
    
なお、27日は日本海側を中心に雨となり、月見はできませんでしたが、太平洋側では好天となり、少し欠けた月が夜空に輝きました。


*今年は月見の名所として知られている桂離宮(京都市)で観月祭が行われました(事前予約で抽選)

*昨年までは武漢肺炎の影響で観月祭を中止した名所も。今年はほぼ通常どおりに戻りました
   

  
十三夜(じゅうさんや)

旧暦の9月13日の夜。十五夜(中秋の名月)同様、この日の月は名月とされ、お月見を行なう風習があります。

十三夜の月見は平安時代、宇多法皇により開かれた「観月の宴」が始まりと言われ、日本独自の風習です。現在でも、日本各地で観月祭が行われています。

なお、十三夜の月は満月では無く、少し欠けた月ですが、欠けているのを尊う日本人独自の感性(日本的な美意識)により、名月とされています。十五夜の月は「芋名月」と呼ばれるのに対し、十三夜の月は栗の収穫時期であるため「栗名月」と呼ばれています。
   
また、閏9月がある年は、十三夜も2日存在します。
   
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