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中国の無断海洋調査、今回も抗議

2023年10月31日、外務省が日本の排他的経済水域における中国の海洋調査に対し、抗議を行ないました。
     
10月31日午前11時20分頃、海上保安庁は奄美大島の西約334キロメートル(日本の排他的経済水域内)において、中国の海洋調査船「科学三號」が、ワイヤーを海中へ延ばしているのを確認しました。
  
これを受け、同日、外交ルートを通じ中国政府に対し、即時に中止するよう抗議を行いました。
 
なお、10月18日にも大正島の北東約129キロメートル(日本の排他的経済水域内)において、中国の海洋調査船「向陽紅18」が無断海洋調査を行なっていました。
  
この無断海洋調査でも、日本は中国側に中止するよう抗議を行いましたが、日本側の抗議を無視する形で、中国は海洋調査を続けています。
  

  
中国の領海侵犯・EEZ無断侵入
   
中国が繰り返している「日本の領海や排他的経済水域への侵犯や無断海洋調査」。2023年現在も中国による侵犯や無断海洋調査が続いています。
   
尖閣諸島周辺の領海侵入は2008年に始まり、2012年からは連日、中国公船が接続水域内(領海を含む)に侵入しています。
 
また、2019年の6月と7月には、中国公船が日本の排他的経済水域(尖閣諸島周辺海域)において、日本の同意を得ていない海洋調査を行ないました。この中国の不法行為に対し、抗議を行ないましたが、日本側の抗議を無視する形で、中国は海洋調査を続けています。
 

なお、中国は膨張主義と呼ばれる領土の拡大路線を図っており、南シナ海やインドとの国境においても紛争を続けています。

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