| ホーム |
|
ミャンマー、シャン州北部で戦闘中 2023年11月8日、外務省がミャンマーの情勢について、スポット情報を発表しました。 10月下旬以降、シャン州北部（ミャンマー東部）において、ミャンマー国軍と少数民族武装組織の戦闘が拡大しています。 10月27日には「3つの少数民族武装組織」がシャン州北部のうち、ムセ市からラショー市を通りマンダレー市に向かう幹線道路沿いの複数都市の国軍拠点に対し、一斉に攻撃を行いました。 これに対し、国軍も砲撃や空爆で応戦しており、ラショー市、ナムカン市、ラウカイ市、チンシュエホー市では市内の一部でも戦闘が発生しました。 11月7日時点でも戦闘は継続しており、ラショー空港を発着する全便が欠航、空港は閉鎖され、周辺の道路も封鎖されています。また、戦闘は長期化する可能性もあります。 この情勢を受け、外務省はシャン州北部（シャン州コーカン自治地帯）への渡航を止めるよう呼びかけました。 なお、ミャンマーの大部分の地域に危険情報レベル2（不要不急の渡航は止めてください）が、シャン州コーカン自治地帯（ラウカイ市を含む）には危険情報レベル3（渡航は止めてください）が発表されています。 ＊3つの少数民族武装組織…ミャンマー民族民主同盟軍（MNDAA）、タアン民族解放軍（TNLA）、アラカン軍（AA） |
|
|
 | |