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政治資金問題、4大臣が辞任

2023年12月14日、安倍派の松野博一・官房長官、鈴木淳司・総務大臣、宮下一郎・農林水産大臣、西村康稔・経済産業大臣が辞任しました。
  
政治資金パーティーの収入が政治資金収支報告書に適切に記載されていない問題を受け、14日、安倍派の松野博一・官房長官、鈴木淳司・総務大臣、宮下一郎・農林水産大臣、西村康稔・経済産業大臣の4大臣が岸田総理に辞表を提出し、受理されました。
  
同日、岸田総理は4大臣の後任人事(内閣官房長官に林芳正、総務大臣に松本剛明、農林水産大臣に坂本哲志、経済産業大臣に齋藤健)を決め、宮中で認証式が行われました(正式に大臣に就任)。
   

   
自民党派閥・政治資金問題
   
自民党の5派閥において、パーティーで集めた政治資金を政治資金収支報告書に過少記載、不記載していた問題。また、パーティーの販売ノルマを超えた金額が派閥から政治家に与えられたが、このお金が政治家の政治資金収支報告書に記載されていなかった問題。
  
2023年10月、大学教授が自民党の派閥において、政治資金パーティーの収入が政治資金収支報告書に適切に記載されていないと、東京地検に告発を行いました。告発した教授によると、パーティー券を購入している政治団体側と、パーティー券を販売した派閥側の収支報告書を突き合わせたところ、多額のお金が記載されていなかった。
  
告発を受け、東京地検が政治資金規正法違反で捜査に乗り出しています(現在、捜査中)。
  
この政治資金問題では、安倍派での記載されていない金額が大きく、また、ノルマを超えたお金の問題も同派閥で問題となっています。
  
臨時国会が閉幕した12月14日、安倍派の松野博一・官房長官、鈴木淳司・総務大臣、宮下一郎・農林水産大臣、西村康稔・経済産業大臣の4大臣が辞表を提出、大臣を辞任しました(安倍派の副大臣も)。
   
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