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おん祭、始まりの大宿所祭 2023年12月15日、奈良市で春日若宮おん祭の始まりとなる大宿所祭が行われました。 大宿所祭（おおしゅくしょさい）は祭の無事祈願と参勤者を清める神事。奈良市餅飯殿町（もちいど）にある、春日大社の大宿所（旧遍昭院趾）において行われます。 15日、好天の下、大宿所祭がしめやかに行われました。なお、春日若宮おん祭は16日に祭の無事を祈る神事「宵宮祭」が行われ、17日には祭りの中心となる「お渡り式」や「御旅所祭」が行われます。 ＊15日は最高気温が22℃まで上昇し、10月の気候となりましたが、17日からは一転、真冬の気候（最高気温が10℃前後、最低気温が0℃前後）となる予報です 春日若宮おん祭 毎年12月15日から18日に行われる、春日大社の摂社・若宮神社（奈良県奈良市）の例祭。国の重要無形民俗文化財。 1136年に始まり、以降、現在まで一度として途切れることなく続けられています。若宮神社の神様がお旅所（春日大社・一の鳥居）に遷られる17日が「祭りの中心」となります。 17日正午から、若宮神社の神様の下へ芸能集団などが社参する「お渡り式」が行われ、その後、お旅所において、お旅所祭（伝統芸能が神様に奉納される）が行われます。 |
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| 大宿所（旧遍昭院趾） | |