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宿泊者、11月は武漢肺炎前の7.9%増

2023年12月26日、観光庁が11月の宿泊旅行統計(1次速報)を発表しました。
         
11月の宿泊者数は5356万人で、前年比+16.9%となりました。内訳は日本人が前年比+3.4%の4196万人、外国人が前年同月比+205.9%の1160万人です。11月の客室稼働率は61.0%です。
   
なお、2019年(武漢肺炎が流行する前)と比較した場合、11月の宿泊者数は7.9%増です。
 


最近の宿泊者数

2020年1月までは順調に伸びていた日本の宿泊者数でしたが、武漢肺炎が世界的に感染拡大し始めた影響を受け、2020年2月から減少に転じました。

2020年2月は外国人宿泊が半減、日本人宿泊も約5%減となり、全体的(日本人+外国人)に宿泊者数は14%落ち込みました。2020年3月から武漢肺炎の影響で水際対策が強化され(検疫の強化と査証の制限)、以降、外国人宿泊がほとんど消えました。
   
2020年3月の宿泊者数は半減(53%減)、4月は80%減、5月は85%減となりました。5月末までに緊急事態宣言がすべて解除され、以降は少しずつ改善しました。
   
2020年6月の宿泊者数は68%減、7月は58%減、8月も58%減、9月は48%減、10月は34%減、11月は30%減、12月は41%減となり、2020年は前年比48.9%減となりました。2021年も引き続き厳しい状況が続きました(武漢肺炎前と比べ46.7%減)。

2022年は回復基調となり、武漢肺炎前と比べ24.4%減まで持ち直しました。

2023年も回復基調が続き、1月の宿泊者数は武漢肺炎前と比べ7.5%減、2月も5.5%減、3月は0.9%減、4月は10.2%減、5月は4.2%減、6月は1.1%減。7月は1.8%増となり、武漢肺炎前を上回りました。8月は3.5%減、9月は3.2%増、10月は6.2%増、11月は7.9%増です。
  
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