日本の金融資産、8969兆円
2023年3月17日、日本銀行が資金循環統計(速報値)を発表しました。
資金循環統計は、1つの国(日本)の中で行われている金融取引や保有されている金融資産・負債を、経済主体(家計、企業、政府、金融機関、非営利団体)ごとに記録したもの。
2022年12月末時点での、日本の金融資産は8969兆円(前年比0.4%増)、金融負債は8547兆円、ネット金融資産(資産-負債)は422兆円(前年比1.0%増)です。
金融資産の内訳は、個人が2023兆円(前年比0.4%増)、企業が1359兆円、政府が720兆円、金融機関が4802兆円、非営利団体が65兆円となりました。
また、金融負債では、政府の負債(地方公共団体も含む)が1407兆円となりました。このうち、国債(国庫短期証券、財融債を含む)は前年より1.9%減少し、1198兆円です。なお、国債の46.3%は日本銀行が保有しています。
日本の金融資産
・金融資産…8969兆円
・金融負債…8547兆円
・ネット金融資産…422兆円
▮ 内訳(部門別)
個人…資産2023兆円、負債379兆円
企業…資産1359兆円、負債2009兆円
政府…資産720兆円、負債1407兆円
金融機関…資産4802兆円、負債4721兆円
非営利団体…資産65兆円、負債31兆円
*2022年12月末時点。1兆円以下を四捨五入
*ネット金融資産…金融資産ー金融負債
*海外資産は1299兆円、海外負債は884兆円
*個人は家計(自営業者を含む)
*企業は金融仲介機関を除く民間企業(非金融法人)。企業負債のうち1007兆円は株式
*政府は地方公共団体も含む
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