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黒船祭が開幕、84回目、通常開催

2023年5月19日、静岡県下田市で、84回目の黒船祭が開幕しました。
        
黒船祭は、日本が鎖国から開国へ大きく舵を切った「最初の舞台」である下田港の開港祭(時代祭り)。下田の街が幕末にタイムスリップします。また、パレード、コンサート、花火大会など多数のイベントが行われます。
  
5月19日、雨の中、84回目の黒船祭が開幕しました。メインイベントのパレードは20日は11時30分から、日曜日は11時から行われます。なお、19日に予定されていた花火大会は雨のため、20日に延期されました。
       

  
黒船祭
 
毎年5月に、静岡県下田市で開催される下田港の開港祭(時代祭り)。
     
下田は幕末、日本が鎖国から開国へ大きく舵を切った「最初の舞台」です。黒船祭では、その下田が開港当時(幕末)にタイムスリップします。また、パレードやコンサートなど国際色豊かなイベントが行われます。
     
▮ 下田港・黒船祭の歴史

幕末の1853年、アメリカのペリー提督が黒船4隻で浦賀(神奈川県横須賀市)に来航し、鎖国政策を敷いていた日本に開国を求めます。翌1854年、開国を決めた日本は「日米和親条約」を締結し、下田が開港されます。
        
その後、横浜や神戸も開港され、海外との交易の中心は両港に移りましたが、下田は鎖国から開国に動いた「最初の舞台」です。
  
1934年(昭和9年)、開港から80周年を記念して、第1回の黒船祭が開催されました。以降、中断があったものの、今日まで続き、現在では5月の第3土曜日を含む金、土、日の3日間、黒船祭が開催されています。
    
▮ 場所・アクセス

静岡県下田市・各所
・伊豆急「下田駅」下車
  
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