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御田植神事、曇り空の下、通常どおり

2023年6月14日、大阪市住吉区の住吉大社で「御田植神事」が行われました。

御田植神事は豊作を祈り、田んぼの神さまを祭る行事。全国各地で行なわれていますが、住吉大社の御田植神事は古来からの儀式を厳格に伝承している唯一のものです。
     
14日、曇り空の下、通常どおり御田植神事が行われ、市民や観光客を伝統の行事を満喫しました。
  

*昨年(2022年)は武漢肺炎の影響で縮小開催となりました。2023年は4年ぶりの通常開催です



住吉大社の御田植神事
  
御田植神事は豊作を祈り、田んぼの神さまを祭る行事です。
       
住吉大社では最初に、第一本宮で関係者がお祓いを受け、奉告祭が行われ、早苗の授受されます(本殿祭)。本殿祭の後、御神田(本殿の南側にある田んぼ)へ移動します。
       
御神田を清めたあと、牛による代掻きが行われます。代掻きにより、土塊を砕き、田が平らにされた後、菅笠をかぶり、襷がけの早乙女が、田植え唄を唄いながら早苗を植えていきます。
        
また、田んぼの中に設けられている中央舞台で「田舞い」「住吉踊り」などが奉納されます。
       
1800年前、神功皇后が住吉大社を御鎮祭の後、長門国から「植女を召して御供田を植えさせられたのが始まり」といわれています。昭和54年、国の重要無形民俗文化財に指定されました。

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