慰霊祭、梅雨空の下、追悼
6月23日は、慰霊の日。太平洋戦争末期に行われた、沖縄戦の組織的戦闘が終結した日です。毎年同日には沖縄各地で慰霊祭が行われます。
23日、梅雨空(曇り時々雨)の下、沖縄各地において慰霊祭が執り行われ、戦没者を追悼しました。
糸満市摩文仁の平和祈念公園で開催されている、沖縄県と沖縄県議会主催の沖縄全戦没者追悼式も通常どおり行われ、岸田総理も参列しました。
*2023年は梅雨明けが遅れており(沖縄の平年の梅雨明けは6月21日)、23日も曇り時々雨の天気(梅雨空)となりました。なお、気象庁の週間予報によると、24日以降は晴れが続く見込み。沖縄はまもなく梅雨明けです
*2020年と2021年は武漢肺炎の影響で慰霊祭は縮小開催となりましたが、昨年2022年から通常開催に戻っています
慰霊の日
毎年6月23日。太平洋戦争末期に行われた沖縄戦の組織的戦闘が終結した日。沖縄県が定めた記念日で、沖縄では休日となります。
1974年、沖縄県は恒久平和を希求する日、戦没者の霊を慰める日として、条例で慰霊の日に定めました。毎年この日には、沖縄県各地において慰霊祭が行われます。
糸満市摩文仁の平和祈念公園では毎年、沖縄県と沖縄県議会主催による沖縄全戦没者追悼式が開催されています。
*沖縄戦の終結については諸説がありますが、沖縄県では1945年の6月23日としています。なお、アメリカ軍は7月2日に沖縄戦終了を宣言しています。
沖縄戦
太平洋戦争末期、沖縄で行われたアメリカ軍との地上戦。1945年3月26日、アメリカ軍の沖縄諸島への上陸によって始まり、4月1日の沖縄本島への上陸で戦闘が本格的に開始されました。
同年6月23日、日本の司令官が自決、組織的な戦闘が終了しました。沖縄県によると、日本側の死者・行方不明者は18万8千人強で、そのうち9万4千人が民間人でした。
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