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通し矢、好天の下、二十歳を祝う

2024年1月14日、京都市東山区の三十三間堂で、恒例の通し矢(大的大会)が行われました。
      
通し矢はその年度に二十歳を迎える射手による大的大会。例年、全国から約2千人が参加し、女性の晴れ着姿での競技は正月の風物詩となっています。
  
1月14日、好天の下、二十歳を迎えた若者が矢を放ちました。また、同日は三十三間堂境内が無料公開され、市民や観光客で賑わいました。
     

 
通し矢
 
毎年1月中旬の日曜日に、京都三十三間堂(蓮華王院本堂)で行われている大的大会(おおまとたいかい)。
      
三十三間堂は江戸時代、武士が「通し矢」を競った聖地です。これに因み、その年度に二十歳を迎える射手による大会が開催されています。
   
正式名は大的大会ですが、通称の「通し矢」で知られ、毎年、全国から約二千人が参加します。女性の晴れ着姿での競技(60メートル先の的をめがけ、矢を放ちます)は正月の風物詩となっています。
  
大会は法要・楊枝のお加持(やなぎのおかじ)と同日に行われています。また、当日は三十三間堂境内が無料公開されます。
     

*楊枝のお加持…インド伝来の修法で、平安時代から続く京都三十三間堂の法要です。儀式では聖樹とされる「楊枝・やなぎ」で、観音さまに祈願した法水を参拝者に注いで、諸病を除くというもので、特に頭痛に効くと伝えられます
 
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