小売業、一進一退に下方修正
2024年1月31日、経済産業省が12月の商業販売額(商業販売統計速報)を発表しました。
12月の商業販売額は55兆1060億円(速報値)。前年同月比0.4%の増加となりました。内訳は卸売業が39兆5910億円(-0.2%)、小売業が15兆5150億円(+2.1%)です。
経済産業省は小売業の基調(景気判断)を「一進一退」と判断しました。先月の「上昇傾向にある」から下方修正です。
また、これにより2023年の商業販売額は593兆9820億円(速報値)。前年比1.5%の増加となりました。
商業販売額:2023
1月…45兆2950億円(+2.3%)
2月…46兆2770億円(+3.6%)
3月…54兆4760億円(+2.4%)
4月…48兆3900億円(+0.8%)
5月…46兆3300億円(+2.4%)
6月…48兆9330億円(0.0%)
7月…49兆5560億円(+1.3%)
8月…48兆1000億円(+1.8%)
9月…50兆5120億円(+1.1%)
10月…50兆2370億円(+1.6%)
11月…50兆6920億円(+0.9%)
12月…55兆1060億円(+0.4%)
商業販売額:過去5年
2019年…459兆9750億円(-2.5%)
2020年…503兆1160億円(-9.5%)
2021年…551兆9100億円(+6.0%)
2022年…584兆9820億円(+6.0%)
2023年…593兆9820億円(+1.5%)
*カッコ内は前年比。増減率はギャップを調整するリンク係数で処理した数値
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