くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
シャン州南部への渡航、中止を

2024年1月31日、外務省がミャンマー・シャン州南部の状況について、スポット情報を発表しました。

ミャンマーは2021年2月1日に国軍がクーデターを起こし、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問などの政権幹部を拘束。国軍が国の権限を掌握しました。クーデター後、ミャンマー情勢が年々悪化し、暴力によって多くの市民が死傷、現在、約230万人の市民が避難生活を強いられています。
  
このため、ミャンマーの大部分の地域に危険レベル2(不要不急の渡航は止めてください)が、シャン州コーカン自治地帯(ラウカイ市を含む)などには危険レベル3(渡航は止めてください)が発出されています。
   
今年1月中旬以降、これまで大きな戦闘は発生していなかったミャンマー東部に位置するシャン州南部で、ミャンマー国軍と少数民族武装組織の戦闘が発生しています。シャン州の主要都市であるタウンジー市の周辺地区で銃撃戦や国軍による空爆が行われ、多数の避難民が発生しています。
   
この状況を受け、外務省はシャン州南部への渡航を控えるよう呼びかけるとともに、滞在している方に対し、ヤンゴンなどへの一時避難を検討するよう呼びかけました。
  
ニュースINDEX.2024年2月上旬
★社会・国際
『ミャンマー』
風景
    ページのトップへ