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桜前線、南大東島で開花

2019年1月25日、気象庁は、南大東島で桜(ヒカンザクラ)が開花したと発表。
平年と比べ、5日遅い開花です。

2019年の桜前線は、1月7日に宮古島で平年より9日早く、桜(ヒカンザクラ)が開花し、スタートしました。
その後、1月10日に沖縄本島、1月16日に石垣島、1月23日には奄美大島の名瀬で開花しました。
  
25日に南大東島で開花し、これにより、沖縄・奄美の観測地点はすべて開花しました。
なお、今年の沖縄・奄美の桜は、全体的には平年より少し早い開花となりました。

【ヒカンザクラ:緋寒桜】
沖縄、奄美地方でもっとも一般的な桜(自生している桜)で、カンヒザクラ(寒緋桜)とも呼ばれます。
花は、暗紅紫色あるいは桃紅色をしており、下向きに半開して咲きます。
    
沖縄、奄美地方では、桜の標本木(基準となる桜)となっています。

<生物季節観測>
植物や動物の状態が、季節によって変化する現象について行なう観測。
     
生物に及ぼす気象の影響を知るとともに、その観測結果から季節の遅れや進み、気候の違いなど、総合的な気象状況の推移を知る目的で観測を行っています。

代表的な指標植物に、桜や梅があります。
なお、開花は、基準となる標本木に5~6輪の花が咲いたときです。
ニュースINDEX.2019年1月下旬
★観光・国内
『桜:沖縄』
風景
満開時のヒカンザクラ
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