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FOMC、政策金利を維持

2019年3月20日(現地時間)、アメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)が、政策金利の維持を決めました。

FOMCは、2008年の金融危機以来、経済建て直しのため続けてきたゼロ金利政策を、2015年12月の委員会で解除し、政策金利を引き上げました。
        
その後、2016年12月、2017年3月、6月、12月、2018年3月、6月、9月、12月のFOMCにおいて、政策金利を毎回0.25%づつ引き上げ、現在の政策金利は2.25-2.50%です。
    
今回のFOMCでは、政策金利の維持を決めました。
委員全員一致での決定です。
なお、次回のFOMCは、4月30日、5月1日に開催されます。

【FOMC声明概要:2019月3月20日】
■現状について
・経済活動は、第4四半期(2018年10月~12月)と比べ、鈍化している。
・労働市場は、堅調である。
・設備投資は、伸びが鈍化している。
・家計支出は、伸びが鈍化している。
・インフレ率は、年2%近くを推移している。
        
*前回(1月)と比べ、経済活動が「堅調なペースで上昇」から「前期と比べ鈍化している」に、設備投資が「昨年前半のような緩やかな伸び」から「伸びが鈍化している」に、家計支出が「堅調に伸びている」から「伸びが鈍化している」に変わりました

■金融政策について
・引き続き、雇用最大化の促進と、物価安定(インフレ率2%)を目指す。
・政策金利(2.25-2.50%)を維持する。
ニュースINDEX.2019年3月下旬
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