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桜開花予想、名古屋は1日早い、3月25日

2020年の名古屋・桜(ソメイヨシノ)開花予想は、平年より1日早い、3月25日。
      
名古屋の桜は、早い年には3月中旬に開花し、遅い年は4月上旬の開花となります。
       
2020年の名古屋の桜は、冬場の気温が高い影響(暖冬)により、花芽の休眠打破が21日遅くなる計算です。
   
気温高めの影響で、休眠打破後の花芽の生長は早くなり、休眠打破の遅れを取り戻す見込み。
名古屋の桜開花予想は、平年より1日早い、3月25日です。
        
なお、ソメイヨシノの満開は、3月30日から4月4日頃の予想です。
       
*3月4日現在の開花予想

【計算式・2020名古屋】
■計算の前提条件
・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃(平均気温)…①。
・休眠打破に必要な低温は、8℃以下の気温が1000時間。
・名古屋の最低気温が、8℃以下になるのは11月16日以降(平年)。
       
・2月1日を、積算温度計算の平年の基準日(平年の休眠打破日)とする。
      
・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。
逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。
       
・気象庁によると、3月の気温は高い予想。
3月の名古屋の気温は、平年より3℃高いと予想。
   
・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち21時間(平年値)ですが、今年は暖冬のため17時間…②
     
■2020年の休眠打破
・2019年11月(15日)の気温は、平年より1.6℃高くなりました(気象庁の観測値)。これによる休眠打破の遅れは、
15日×1.6℃×2時間=48時間…③
     
・2019年12月の気温は、平年より1.8℃高くなりました。これによる休眠打破の遅れは、
31日×1.8℃×2時間=111.6時間…④
     
・2020年1月の気温は、平年より3.1℃高くなりました、これによる休眠打破の遅れは、
31日×3.1℃×2時間=192.2時間…⑤
       
・暖冬による休眠打破の遅れ(③+④+⑤)。
48時間+111.6時間+192.2時間=351.8時間…⑥
    
・暖冬により休眠打破が遅くなる日数は(⑥÷②)、
351.8時間÷17時間=20.7日
       
2020年の休眠打破は、平年より21日遅くなり、2月22日
(計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める)
     
■2月の積算温度
・2月下旬の気温は8.4℃となりました。
休眠打破後の2月の日数(22日~29日)は8日(2020年は閏年)
2月の積算温度は、8.4℃×8日=67.2℃…⑦

■3月に必要な積算温度
・開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月(⑦)の積算温度を引いたもの。
360℃ー67.2℃=292.8℃…⑧
        
■3月の開花に必要な日数
・必要な積算温度(⑧)を、3月の気温(平年より3.0℃高い11.7℃)で割ったもの。
292.8℃÷11.7℃=25.0

計算上の名古屋の桜開花日は、平年より1日早い、3月25日

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます
*満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります
*満開の期間は約5日
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