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桜開花予想、金沢は平年と同じ 2021年の金沢・桜（ソメイヨシノ）開花予想は、平年と同じ4月4日。 2021年の金沢の桜は、1月の気温が低い影響により、花芽の休眠打破が3日早くなる計算です。 休眠打破後の花芽の生長は、ほぼ平年並の予想。 金沢の桜開花予想は、平年と同じ4月4日です。 なお、ソメイヨシノの満開は、4月9日から4月14日頃の予想です。 ＊第3回目の開花予想、1月23日現在 【計算式・2021金沢】 ■計算の前提条件 ・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃（平均気温）…①。 ・休眠打破に必要な低温は、8℃以下の気温が1000時間（4℃以下の場合は半分の500時間。4℃以下の場合は2倍休眠打破が進む）。 ・金沢の最低気温が、8℃以下になるのは11月以降（平年）。 ・2月4日を、積算温度計算の平年の基準日（平年の休眠打破日）とする。 ・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。 逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。 ・気象庁の予報から、2月、3月、4月の気温は平年並と予想。 ・1月～2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち24時間（平年値）…② ■2021年の休眠打破 ・2020年11月の気温は、平年より1.5℃高くなった。これによる休眠打破の遅れは、 30日×1.5℃×2時間＝90時間…③ ・2020年12月の気温は平年より0.3℃高くなった。これによる休眠打破の遅れは、 31日×0.3℃×2時間＝18.6時間…④ ・2021年1月の気温は、平年より1.3℃低く（4℃以下のため、2倍休眠打破が進む）推移しているため、これによる休眠打破の進みは、 31日×1.3℃×2時間×2（4℃以下の調整値）＝161.2時間…⑤ ・2021年2月の気温は、平年並予想のため、これによる休眠打破の進みも遅れも無い。 ・2021年の休眠打破は、遅れ（11月の90時間、12月の18.6時間）より、進み（1月の161.2時間）が上回る。 ・気温低めによる休眠打破の進みは（-③-④+⑤）。 -90時間-18.6時間+161.2時間＝52.6時間…⑥ ・休眠打破が早くなる日数は（⑥÷②）、 52.6時間÷24時間＝2.2（約3日） ・2021年の休眠打破は、平年より3日早くなり、2月1日。 （計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める） ■2月の積算温度 ・2月の気温を平年並（3.9℃）と予測。 休眠打破後の2月の日数（1日～28日）は28日。 2月の積算温度は、3.9℃×28日＝109.2℃…⑦ ■3月の積算温度 ・3月の気温を平年並（6.9℃）と予測。 3月の積算温度は、6.9℃×31日＝213.9℃…⑧ ■4月に必要な積算温度 ・開花までに必要な積算温度（約360℃）から、2月（⑦）、3月（⑧）の積算温度を引いたもの。 360℃ー109.2℃ー213.9℃＝36.9℃…⑨ ■4月の開花に必要な日数 ・必要な積算温度（⑨）を、4月上旬の気温（平年並の10.6℃）で割ったもの。 36.9℃÷10.6℃＝3.5（4日） ・計算上の金沢の桜開花日は、平年と同じ4月4日。 ＊計算上の予想日で、今後の天候に左右されます ＊満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります ＊満開の期間は約5日 |
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| 金沢の桜：©金沢市観光協会 | |
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| ソメイヨシノ | |