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パリ和平協定締結30周年、祝意

2021年10月23日、外務省がパリ和平協定締結30周年について、外務報道官談話を発表しました。
   
パリ和平協定は、1991年10月23日にフランス・パリで調印されたカンボジア和平協定。正式名は「カンボジア紛争の包括的な政治的解決に関する協定」。
   
カンボジアは1953年にフランスから独立した後、内乱状態が続きました。
   
この情勢を受け、国際社会が動き、1990年6月、東京でカンボジア各派が参加する和平会議(カンボジアに関する東京会議)が行われました。
   
東京会議以降、カンボジア和平への動きがさらに進み、1991年10月23日、フランス・パリで開催された和平会議において、パリ和平協定が調印されました。
   
和平協定により、国連カンボジア暫定統治機構の設置、武装解除と内戦の終結、難民の帰還、制憲議会選挙の実施が決まり、1992年3月から国連カンボジア暫定統治機構による統治が開始されました。
   
1993年の5月には国連監視下で民主選挙が実施され、カンボジアは民主主義の国に生まれ変わりました。
   
2021年10月23日、パリ和平協定締結から30周年となりました。この30周年を受けての外務報道官談話。
  
談話で、 カンボジアがこの30年間で平和を達成し、めざましい経済発展を遂げたことに祝意を表すとともに、今後も更なる発展を遂げることに期待を表明しました。
  
なお、日本は1980年代後半から始まる和平交渉に参加するとともに、カンボジアでの国連平和維持活動に自衛隊員などの要員を派遣しました。
ニュースINDEX.2021年10月下旬
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