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ハイチ、不要不急の渡航は中止 2021年10月23日、外務省がハイチの治安悪化について、スポット情報を発表しました。 ハイチは、カリブ海のイスパニョーラ島（中央アメリカ）に存在する共和国。政治的に不安定で、自然災害（地震や台風など）も多く、最も貧しい国のひとつです。 現在、ハイチでは誘拐事件が増加しており（2021年1月から9月の間に少なくとも628件発生）、外国人も多数、被害に遭っています。 10月16日には、首都・ポルトープランス市で重武装したグループにより、アメリカ人・カナダ人合わせて17名が誘拐される事件も発生しています。 誘拐事件は、外国人が多く住むペチョンビルにおいても発生しています。 また、ハイチでは現在、治安悪化や石油製品の欠乏などに抗議するストライキが発生しています。このストにより、公共交通機関が止まり、企業やスーパーマーケットの休業、学校の休校が発生しています。 この情勢を受け、外務省はハイチへの不要不急の渡航は止めるよう呼びかけました。 既に滞在中の方に対して、デモや集会には近づかないようにし、不測の事態に巻き込まれないよう呼びかけました。 |
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