くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
赤道ギニア、マールブルグ病拡大

2023年3月24日、外務省が赤道ギニアのマールブルグ病について、スポット情報を発表しました。

マールブルグ病は、マールブルグウイルス(フィロウイルス科)による熱性疾患です。エボラ出血熱に類似し、致死率が非常に高い(アフリカでは88%)感染症です。
  
自然界からヒトへの感染経路は不明ですが、ヒトからヒトへは血液、体液、排泄物との濃厚接触、性的接触により伝播します。治療法は無いため、予防(野生動物に触れない、洞窟などに立ち入らない)が重要です。
  
先月13日にアフリカの中部に位置する共和国「赤道ギニア」でマールブルグウイルスの症例が確認され、その後も拡大しています。WHO(世界保健機関)によると、3月21日までに「確定例と疑い例」を合わせ、29名(うち27人が死亡)が確認されました。
  
この状況を受け、外務省は赤道ギニアへ渡航される方、滞在中の方に対し、感染者が発生している地域には近づかないよう呼びかけました。また、感染者や感染の疑いがある人との接触も避けるよう呼びかけました。
  

*マールブルグ病はアフリカの東部に位置する共和国「タンザニア」でも発生しています
   
ニュースINDEX.2023年3月下旬
★社会・国際
『感染症・赤道ギニア』
風景
    ページのトップへ