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タンザニア、マールブルグ病が終息

2023年6月5日、外務省がタンザニアのマールブルグ病について、スポット情報を発表しました。

マールブルグ病は、マールブルグウイルス(フィロウイルス科)による熱性疾患です。エボラ出血熱に類似し、致死率が非常に高い(アフリカでは88%)感染症です。
  
自然界からヒトへの感染経路は不明ですが、ヒトからヒトへは血液、体液、排泄物との濃厚接触、性的接触により伝播します。治療法は無いため、予防(野生動物に触れない、洞窟などに立ち入らない)が重要です。
  
6月2日、タンザニア保健当局が同国で発生していたマールブルグ病の終息を宣言しました。
   
タンザニアでは今年3月にマールブルグウイルスの症例が9人(うち6人が死亡)確認されました。最後の感染者の陰性が確認されてから42日間が経過したため、終息宣言が発出されました。
   
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