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赤道ギニア、マールブルグ病が終息

2023年6月9日、外務省が赤道ギニアのマールブルグ病について、スポット情報を発表しました。

マールブルグ病は、マールブルグウイルス(フィロウイルス科)による熱性疾患です。エボラ出血熱に類似し、致死率が非常に高い(アフリカでは88%)感染症です。
  
自然界からヒトへの感染経路は不明ですが、ヒトからヒトへは血液、体液、排泄物との濃厚接触、性的接触により伝播します。治療法は無いため、予防(野生動物に触れない、洞窟などに立ち入らない)が重要です。
  
6月8日、WHO(世界保健機関)が赤道ギニアで発生していたマールブルグ病の終息を発表しました。
  
赤道ギニアでは、今年2月13日からマールブルグウイルスの症例が確認されました。これまでに陽性者は40人(疑い例を含む)、うち35人が死亡しています。最後の感染者回復後、42日間が経過したため、終息が発表されました。
  

*マールブルグ病はアフリカの東部に位置する共和国「タンザニア」でも発生していましたが、6月2日に終息しました
   
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