2016年6月10日、厚生労働省が、ジカウイルス感染症患者の発生を発表。
新たな感染症患者は、大阪府内の30代男性。
この男性は、ブラジル以外の中南米の流行地域に2週間程度滞在し、6月6日に帰国。
発疹等の症状を示し、6月9日に医療機関を受診。
10日、大阪府内の地方衛生研究所における検査の結果、ジカウイルス感染症の陽性が確定した。
日本で、ジカウイルス感染症患者が発生したのは10例目。
中南米におけるジカウイルス感染症流行後としては7例目。
(いずれも輸入症例)
なお、6月10日現在、中南米地域を中心に51の国・地域がジカウイルス感染症発生地域となっており、これらの国・地域には感染症危険情報・レベル1(十分注意してください)が発表されています。
<日本国内における感染者(中南米で流行後>
・2016年2月25日…神奈川県内の10代男性(ブラジルに渡航歴)
・2016年3月11日…愛知県内の30代女性(ブラジルに渡航歴)
・2016年3月22日…神奈川県内の女性(ブラジルに渡航歴)
・2016年3月24日…愛知県内の40代女性(中南米に渡航歴)
・2016年4月22日…千葉県内の10代男性(太平洋諸島に渡航歴)
・2016年5月20日…神奈川県内の20代女性(中南米に渡航歴)
・2016年6月10日…大阪府内の30代男性(中南米に渡航歴)
*いずれも輸入症例。
*流行前を加えると日本での感染確認は10例(いずれも輸入症例)。
*日付は、国立感染症研究所や公的検査機関での検査の結果、感染が確定した日。
<ジカウイルス感染症の発生状況>
■中南米地域の発生国
アルゼンチン、バルバドス、ベリーズ、ボリビア、ブラジル、コロンビア、コスタリカ、キューバ、ドミニカ共和国、ドミニカ、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、グレナダ、ガイアナ、ハイチ、ホンジュラス、ジャマイカ、メキシコ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、セントビンセントグレナディーン諸島、セントルシア、スリナム、トリニダード・トバゴ、ベネズエラ、ペルー、フランス領(グアドループ、サン・マルタン、ギアナ、マルティニーク、サン・バルテルミー島)、オランダ領(アルバ、ボネール、キュラソー及びシント・マールテン)、米領(バージン諸島及びプエルトリコ)
■アジア・大洋州地域の発生国
米領サモア、マーシャル、サモア、トンガ、パプアニューギニア、タイ、フランス領(ニューカレドニア)、フィジー、ミクロネシア(コスラエ州)、フィリピン、ベトナム
■アフリカ地域の発生国
カーボヴェルデ