化野念仏寺・千灯供養とは
毎年8月の終わりに化野念仏寺で行なわれている、無縁仏(数千の石仏や石塔)にろうそくを灯し、供養する宗教行事。
化野念仏寺は、京都市右京区・嵯峨野にある浄土宗の寺。
嵯峨野の化野は平安時代以前より、東山の鳥辺野、洛北の蓮台野とともに墓地・葬送の地。811年、空海が五智山如来寺を建立し、野ざらしになっていた遺骸を埋葬したのが「念仏寺の始まり」といわれています。
その後、法然が、ここに念仏道場を開き、寺の名前も念仏寺となりました。
境内の数千体という石仏・石塔は、明治時代、化野に散在していた多くの無縁仏を掘り出して集めたもの。その無縁仏に、ろうそくを灯し供養を行います。
何千もの、ろうそくの灯が石仏を浮びあがらせ、幻想的な空間を作り出します。京都の夏の終わりを告げる風物詩となっています。
また、千灯供養に合わせ、嵯峨釈迦堂から愛宕神社の一之鳥居までの旧愛宕街道が行灯でライトアップ(愛宕古道街道灯し)されます。


