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京都の桜シーズン、3月27日~4月11日

今年の京都・桜シーズンは、3月27日頃から始まり、4月11日頃まで続く見込みです。
 
京都市内には、色々な桜が植栽されていますが、ソメイヨシノがもっとも多く、桜全体の7割以上を占めます。
次に、しだれ桜と紅しだれ桜が多く植栽され、京都を代表する桜となっています。
 
このため、京都の三大桜(しだれ桜、ソメイヨシノ、紅しだれ桜)見頃時期が、一般的に京都の桜シーズンとなっています。
    
また、しだれ桜、ソメイヨシノ、紅しだれ桜の順番に咲き、3月末から4月半ばまで(平年の場合)、桜の見頃時期が続きます。
   
今年は、暖冬の影響により、花芽の休眠打破が約11日遅くなりましたが、春の気温が高い影響で花芽の生長は早く、平年より少し早く開花する見込みです。
 
Qnewニュースの開花計算では、京都の標本木(ソメイヨシノ)の開花は平年より2日早い、3月26日の予想。
ソメイヨシノの見頃は、4月1日から4月5日頃の予想です。
 
また、しだれ桜の見頃は3月27日から4月2日頃、紅しだれ桜の見頃は4月5日頃から4月11日頃の予想です。
今年の桜見頃は、3月27日頃から始まり、4月11日頃まで続く見込みです。
      
*見頃時期は気象条件により変わってきます。京都・桜見頃情報でご確認を

【桜開花計算・2019京都】
■計算の前提条件
・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃(平均気温)…①。
・休眠打破に必要な低温は、8℃以下の気温が1000時間。
       
・京都の積算温度計算の基準日(平年の休眠打破日)を2月4日とする。
      
・気温が平年より1℃低いと1日あたり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。
逆に気温が1℃高いと、1日あたり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。
       
・気象庁(1ヵ月予報)によると、3月の気温は高い予想。平年より1.5℃高いと予測。
   
・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち21時間(平年値)ですが、2019年は暖冬のため19時間…②
     
■2019年の休眠打破
京都で気温が8℃以下となるのは、11月以降のため、2018年11月以降の気温と平年値との比較。
       
・2018年11月の気温は、平年より1.4℃高くなりました。これによる休眠打破の遅れは、
30日×1.4℃×2時間=84時間…③
     
・2018年12月の気温は平年より1.2℃高くなったため、これによる休眠打破の遅れは、
31日×1.2℃×2時間=74.4時間…④
     
・2019年1月の気温は、平年より0.5℃高くなったため、これによる休眠打破の遅れは、
31日×0.5℃×2時間=31時間…⑤
   
・2019年2月3日までの気温は、平年より0.8℃高くなったため、これによる休眠打破の遅れは、
3日×0.8℃×2時間=4.8時間…⑥
       
・暖冬による休眠打破の遅れ(③+④+⑤+⑥)。
84時間+74.4時間+31時間+4.8時間=194.2時間…⑦
    
・暖冬により休眠打破が遅くなる日数は(⑦÷②)、
194.2時間÷19時間=10.2日
       
2019年の休眠打破は、平年より約11日遅くなり、2月15日
*計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める
*2月15日以降の気温を予測し、開花に必要な積算温度に到達した日が、計算上の開花日
     
■2月の積算温度
・2月15日以降、2月末までの積算温度は、111℃(実測値)…⑧

■3月に必要な積算温度
・開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月(⑧)の積算温度を引いたもの。
360℃ー111.0℃=249.0℃…⑨
        
■3月の開花に必要な日数
・必要な積算温度(⑨)を、3月の気温(平年より1.5℃高い9.9℃)で割ったもの。
249.0℃÷9.9℃=25.2

計算上の京都の桜開花日は、平年より2日早い、3月26日

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます
*満開は開花の約7日後。京都の場合、気温高めの年は5日、気温低めの年は10日、平均日数は7.3日
*満開の期間は約5日
ニュースINDEX.2019年3月上旬
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