くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
大阪城の見頃、4月4日~4月8日頃

大阪城の桜見頃は、4月4日頃から4月8日頃の予想です。
     
今年は、暖冬の影響により、花芽の休眠打破が約12日遅くなっています。
一方、2月、3月の気温が高い影響で、休眠打破後の花芽の生長は早くなり、遅れを取り戻す見込みです。
     
大阪の桜開花予想は、平年より2日遅い、3月30日です。
満開は、4月4日頃から4月8日頃の予想です。
  
*大阪の基準となる桜(標本木)は、大阪城のソメイヨシノです
*見頃時期は気象条件により変わってきます。桜見頃情報でご確認を

【計算式:2019年の大阪】
■計算の前提条件
・開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃(平均気温)…①。
・休眠打破に必要な低温(8℃以下)時間は、1000時間。
       
・積算温度計算の基準日(平年の休眠打破日)を、2月12日とする…②
      
・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。
逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。
       
・気象庁(1ヵ月予報)によると、3月の気温は高い予想。平年より1.3℃高いと予測。

・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち21時間(平年値)ですが、今年は暖冬のため15時間…③
     
■2019年の休眠打破
大阪で気温が8℃以下となるのは、11月以降のため、2018年11月以降の気温と平年値との比較。
     
・2018年11月の大阪の気温は、平年より1.0℃高くなったため、これによる休眠打破の遅れは、
30日×1.0℃×2時間=60時間…④
     
・2018年12月の気温は、平年より0.8℃高くなったため、これによる休眠打破の遅れは、
31日×0.8℃×2時間=49.6時間…⑤
     
・2019年1月の気温は、平年より0.5℃高くなったため、これによる休眠打破の遅れは、
31日×0.5℃×2時間=31時間…⑥
     
・2019年2月(基準日の前日まで)の気温は平年より1.6℃高くなったため、これによる休眠打破の遅れは、
12日×1.6℃×2時間=38.4時間…⑦
      
・休眠打破が遅くなる時間は(④+⑤+⑥+⑦)、
60時間+49.6時間+31時間+38.4時間=179時間…⑧
         
・休眠打破が遅くなる日数は(⑧÷③)、
179時間÷15時間=11.9日
       
2019年の休眠打破は、平年の基準日(②)より12日遅くなり、2月24日
*計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める
*2月24日以降の気温を予測し、開花に必要な積算温度に到達した日が、計算上の開花日
     
■2月の積算温度
・2月24日~28日の積算温度は、48.2℃(実測値)…⑨

■3月に必要な積算温度
・開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月(⑨)の積算温度を引いたもの。
360℃ー48.2℃=311.8℃…⑩
        
■開花に必要な日数
・必要な積算温度(⑩)を、3月の気温(平年より1℃高い10.7℃)で割ったもの。
311.8℃÷10.7℃=29.1

計算上の大阪の桜開花日は、平年より2日遅い、3月30日

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます
*満開は開花の約1週間後。なお、満開まで2週間以上掛かる年もあれば、2日で満開になる年もあります
*満開の期間は約5日
ニュースINDEX.2019年3月上旬
★観光・国内
『桜・大阪』
桜
    ページのトップへ