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嵐山(桜の名所)

嵐山(あらしやま)は、京都市右京区の嵯峨地区と西京区の嵐山地区など、桂川に架かる渡月橋周辺の地域。
   
元々は、西京区の嵐山地区(桂川の右岸)のみを指す地名でしたが、嵐山の知名度が向上するに伴い、周辺地域も嵐山と呼ばれるようになりました。現在では、京都市の右京区と西京区の全域が、嵐山と称されるほど地域が広がっています。
 
桂川(渡月橋)を中心に景勝地で、紅葉の名所として、平安時代には貴族が優雅な船遊びを行なった場所として、月見の名所としても知られています。
   
桜名所としては意見(評価)が分かれます。なお、桜が多数植栽されているのは中之島(桂川の中州)です。
 

   
見どころ・注意
  
▮ 桜名所では無い

嵐山は、日本を代表する紅葉名所です。桜も植栽されていますが、名所というほどのまとまりはありません。桜名所として訪れた場合、がっかり名所になる可能性もあります。
     
嵐山自体は、1年中楽しめる景勝地です。桜シーズンは、平常より魅力が3割増しになると考えたほうがいいかもしれません。
   
▮ ソメイヨシノが中心

嵐山の桜はソメイヨシノが中心です。山桜(ソメイヨシノとほぼ同時期に見頃)、しだれ桜、紅しだれ桜なども植栽されていますが、ソメイヨシノ見頃時期が、一番の見頃です。
   
嵐山のソメイヨシノは、京都の票本木(京都の桜開花や満開の基準となっている桜)とほぼ同時期に見頃を迎えます。
   
▮ 便利な場所にある

紅葉と桜の季節は、京都がもっとも混雑する時期です。渋滞がひどく、車での移動(バスを含む)は時間の計算ができません。そのため、この時期は電車と徒歩による移動が基本となります。
   
嵐山(渡月橋周辺)は、京都駅などから電車で行くことができる場所です。京都駅からはJR山陰線を利用し、嵯峨嵐山駅下車、徒歩約10分で渡月橋付近に到達します。
 
大阪(梅田)からは阪急の京都本線を利用、桂駅で嵐山線に乗り換え、嵐山駅で下車。嵐山でもっとも桜が植栽されている中之島(桂川の中州)まで、すぐです。
 
京都中心部(四条大宮駅など)からは嵐電を利用し、嵐山駅下車で到着します。
  
▮ SNS映えする名所

「桜の名所では無い」かもしれない嵐山ですが、SNS映えする桜の画像は撮れます。渡月橋と桜の組み合わせ、中之島橋と桜の組み合わせの画像は、いかにも春の嵐山といった風景になっています。
 
特に、ドラマや映画の時代劇にも利用されている中之島橋と、桜の組み合わせ画像が有名です。中之島橋(桂川の中州にある中之島へ渡る橋)は、阪急・嵐山駅から渡月橋へ向かう途中にあります。
 
なお、中之島橋も渡月橋も、桜の見頃時期は大変な混雑となります。撮影は早朝がお勧めです。
 

   
見頃時期
   
 3月末~4月上旬(京都の基準となっている標本木とほぼ同時期です)
 
*最新の見頃情報は「京都の桜見頃情報」へ


    
過去の見頃時期
  
 2023年

3月18日に開花し、3月24日から見頃となり、3月31日頃まで見頃が続きました。
   
 2022年

3月25日に開花し、3月30日に見頃を迎え、4月6日頃まで見頃が続きました。
   
 2021年

3月17日頃に開花し、3月24日頃に見頃を迎え、3月30日頃まで見頃が続きました。
  
 2020年

3月28日に見頃を迎え、4月6日頃まで見頃が続きました。
   
 2019年

4月3日に見頃を迎え、4月9日頃まで見頃が続きました。
   
 2018年

3月26日に見頃を迎え、4月1日頃まで見頃が続きました。
    
 2017年

4月6日から見頃を迎え、4月11日頃まで見頃が続きました。
    
 2016年

4月2日から見頃を迎え、4月5日頃まで見頃が続きました。
     
 2015年

4月1日に見頃となり、4月6日まで見頃が続きました。


   
場所・アクセス
   
 嵐山地区一帯(京都市右京区嵯峨、西京区嵐山)
   
・阪急電鉄「嵐山駅」下車、すぐ
・JR西日本「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩10分
・嵐電「嵐山駅」下車、西へ徒歩3分

嵐山
渡月橋とソメイヨシノ

嵐山
渡月橋の上流(左の山が嵐山)

嵐山
中之島橋と桜
嵐山
渡月橋とソメイヨシノ
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