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桜開花予想2025、大阪は3月22日

2025年の大阪・桜(ソメイヨシノ)開花予想は平年より5日早い、3月22日です。
      
桜の花芽は前年の夏に作られ、秋になると休眠に入ります。その後、一定期間、低温に受けると休眠から目覚めます(これを休眠打破といいます)。休眠から目覚めた桜の花芽は、気温の上昇とともに生長、開花します。

大阪の桜は早い年には3月中旬に開花し、遅い年は4月上旬の開花となります。平年の桜開花日は3月27日です。
       
2025年の大阪の桜は、11月の気温が高い影響で花芽の休眠打破が1日遅い計算です。休眠打破後の花芽生長は、3月の気温が高い影響で早い見込みです。
   
大阪の桜開花予想は平年より5日早い、3月22日です(計算式は下記)。
        
なお、ソメイヨシノの満開は3月29日〜4月3日頃の予想です。
       
*2025年1月1日時点の計算
 

   
2025大阪開花予想(計算式)

▮ 計算の前提条件

 開花までに必要な積算温度は、休眠打破から約360℃(平均気温)…①

 休眠打破に必要な低温は、8℃以下の気温が1000時間。なお、4℃以下の場合は2倍休眠打破が進む(4℃以下の場合は半分の500時間)。

 大阪の最低気温が8℃以下になるのは11月26日以降(平年値)。

 2月11日を積算温度計算の平年の基準日(平年の休眠打破日)とする。

 気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加。逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少する。

 1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち16時間(平年値)。…②

 気象庁の3ヵ月予報より、12月~2月の気温は平年並の予想。また近年、3月の気温は高くなっており、2025年の3月も2℃高いと予想。


   
▮ 2025年の休眠打破

2024年11月(26日〜30日までの5日間)の気温は平年より0.8℃高くなりました。これによる休眠打破の遅れは、
   
5日×0.8℃×2時間=8時間…③
   

  
2024年12月の気温は平年より0.1℃低くなりました。これによる休眠打破の進みは、
   
31日×0.1℃×2時間=6.2時間…④
   

  
2025年1月の気温は平年並予報。このため、休眠打破の進み遅れも無い。
   
31日×0.0℃×2時間=0時間…⑤
   

   
2025年2月(平年の休眠打破日の前日まで。10日まで)の気温は平年並予報。このため、休眠打破の進み遅れも無い。
   
10日×0.0℃×2時間=0時間…⑥
   

  
休眠打破は進み(12月の6.2時間)より遅れ(11月の8時間)の時間が多い。休眠打破の遅れ(③ー④+⑤+⑥)は、
   
8時間ー6.2時間+0時間+0時間=1.8時間…⑦
   

  
休眠打破が遅くなる日数は(⑦÷②)、
   
1.8時間÷16時間=0.1日(1日)
   
2025年の休眠打破は「平年より1日遅い」2月12日(計算上はこの日から桜の花芽が生長を始める)。
     

  
▮ 2月の積算温度

2月(12日〜28日)の気温は平年並(7.2℃)の見込み。2月の日数は17日(12日〜28日)。2月の積算温度は、
   
7.2℃×17日=122.4℃…⑧
   

   
▮ 3月に必要な積算温度

開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月(⑧)の積算温度を引いたもの。

360℃ー122.4℃=237.6℃…⑨
   

  
▮ 3月の開花に必要な日数

必要な積算温度(⑨)を、3月の予想気温11.2℃(平年より2℃高い気温)で割ったもの。

237.6℃÷11.2℃=21.2(22日)
   
計算上の大阪の桜開花日は平年より5日早い、3月22日
 
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